「第一歩を踏み出した」 性加害問題対応でフジ社長

 旧ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、フジテレビの港浩一社長は27日の定例記者会見で、同事務所の社名変更などの対応について「被害者の救済に向けて第一歩を踏み出した」と評価した。既に恒例の単発番組などで所属タレントへの出演依頼を行った。

 フジは性加害問題を受けた自社の検証番組を21日に放送。港社長は会見で「同事務所への気遣いや配慮が報道にあったと認めざるを得ない。検証を踏まえて、放送局としての使命を果たしていきたい」と述べた。

© 一般社団法人共同通信社