今季のプレミア解任第一号はシェフィールド・U指揮官に? クラブは“英雄”の再招へい検討

解任が噂されるシェフィールド・ユナイテッドのポール・ヘッキングボトム監督[写真:Getty Images]

シェフィールド・ユナイテッドがポール・ヘッキングボトム監督(46)の解任を検討しているようだ。

今シーズン、昇格組としてプレミアリーグに挑むシェフィールド・Uだったが、9試合を消化して1分け8敗といまだ勝利はなく、最下位に低迷。現在は5連敗中であり、第6節のニューカッスル戦では8失点を喫する屈辱も味わった。

プレミアリーグ残留のため何かしらの手を打つが必要がありそうだが、イギリス『デイリー・メール』によるとクラブ上層部はヘッキングボトム監督の解任を検討中とのこと。今週末に行われるプレミアリーグ第10節のアーセナル戦で敗れた場合、決断を下す可能性が高いようだ。

これまでバーンズリーやリーズ・ユナイテッドで指揮を執ってきたヘッキングボトム監督は2021年3月にシェフィールド・Uの暫定指揮官に就任。翌シーズン途中から正式指揮官になると、2022-23シーズンは開幕から好調をキープし、プレミアリーグ昇格へと導いた。

なお、シェフィールド・Uはヘッキングボトム監督を解任した場合、後任にクリス・ワイルダー氏(56)の招へいを検討している模様。ワイルダー氏は2016年から5年にわたってシェフィールド・Uで指揮を執ると、リーグ1(イングランド3部)からプレミアリーグにまでクラブを導き、英雄と称えられた。

2021年3月に成績不振の責任をとってシェフィールド・Uを退団したワイルダー氏はその後、ミドルズブラやワトフォードの指揮官を歴任。昨シーズン限りでワトフォードを退任してからはフリーの状態が続いている。

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