黒柳徹子「昔はもっと露骨に…」テレビ創成期の忖度を明かす

黒柳徹子が、25日放送の日本テレビ『1周回って知らない話 2時間SP』に出演。“1周回ったSPゲスト”の黒柳が、今の芸能界への思いを明かした。

今年で芸歴70年を迎えた黒柳。テレビ放送の初日から70年間テレビにで続けている黒柳に対し、“今どきの視聴者が聞きたい1周回って知らない疑問”として、MCの東野幸治が「今の芸能界ぶっちゃけどう思ってるの?」と尋ねると、「今、私いいと思ってますよ」と回答。

続けて「忖度(そんたく)とか皆さんおっしゃいますよね。今、忖度があるとかないとかって」と話し始め、「昔、テレビが始まった頃って、もっと露骨に。例えば、一緒に出る女優さんがいたとしますね。そうするとディレクターが来て、“この人は、今日出てる一番偉い有名な男の俳優さんの彼女だから、失礼な事のないように”なんて言いに来る」と、当時の忖度を振り返ると、「黒柳さんの話がスゴ過ぎる」とスタジオは大混乱。

さらに東野が「じゃあ今は全然、忖度、昔ほどないっていう事?」と質問。すると黒柳は「私はそういう事からすると、なんか、ないような気がしますね」と、昔に比べれば忖度がないことを明かし、「え〜!」と驚きの声が上がると「ああやってみんなが“え〜!”って言うのは、よっぽど今(忖度)あるの?」と逆質問し、笑いを誘った。

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