黒柳徹子 初対面のユーミンに放った一言が原因で、10年間共演が無かったと明かす

俳優の黒柳徹子が、25日放送の日本テレビ『1周回って知らない話 2時間SP』に出演。松任谷由実とのまさかの初対面を明かし、スタジオを驚かせた。

この日は、『黒柳徹子が忘れもしない芸能界とんでもベストテン』をランキング形式で発表。1位の“レジェンド歌手 松任谷由実と初対面で一触触発!?”が読み上げられると、スタジオは驚がく。続けて、当時の様子が再現された。

黒柳が司会を務めた歌番組『ザ・ベストテン』は、リアルなランキングを重要視した番組で、ランクインしているにも関わらず、事情によりスタジオに登場しないアーティストも。そんな中、1981年に松任谷由実の『守ってあげたい』が大ヒット。しかし、何週にも渡りランクインしていたにも関わらず、松任谷はテレビに出演すると極度に緊張してしまうため、断り続けていたという。

ある日、放送を見ていた夫・松任谷正隆が出演をすすめると、早とちりした当時のマネジャーが、翌週の出演OKの連絡入れ、ついに出演する事に。松任谷が登場口から現れ、初対面の2人は軽く挨拶を交わした後、黒柳が「随分お待ち申し上げましたけど、やっとおいで頂きました」と声をかけ、松任谷が「うちの主人がね、“来週あたり出たら”と言いまして」と回答。すると黒柳は「あら、あなたご主人がおっしゃるとそういう風にされる方なの?」と一言。スタジオは凍りつき、それ以来、10年以上に渡って2人の共演はなかったという。

しかし、42年経った今年の2月、ラジオ番組で共演した2人は当時を回顧し、松任谷が「“怖っ!”って思ったのよ。もうずっとテレビが始まる時からお仕事されてるから、そういう“女の自立”とか、そういうことにうるさい人なのかなって」と打ち明けると、黒柳は笑いながら「そうじゃないのよ」と否定。

さらに、松任谷は事件から10年後、ある番組で共演した場面を振り返り、「リベンジだと思って、徹子さんのモノマネをしたの。そうしたらウケてくださって、その後ね、我が家に遊びに来てくださった。“じゃあ散歩しましょう!”って家の近所」と話し始めると、黒柳も「ずっと一緒に散歩したね。楽しかった」と思い起こし、今やすっかり仲良しになったことが明かされた。

最後に、黒柳が「『徹子の部屋』が終わる最後の日、出る人は松任谷さん。松任谷由実さんがおっしゃったんです。“私は最後になら出る”」と、松任谷と交わした大切な約束を明かすと、スタジオからは感嘆の声が。そんな中MCの東野幸治は「勝手に日テレで話してすみません」と謝罪し、笑いを誘った。

写真提供:(C)日テレ

© 株式会社 日テレ アックスオン