広島空港開港30年 より快適な空港に向け奮闘する職員に密着

広島空港は開港30年を迎えます。広島空港のにぎわいや路線拡大に向け奮闘する職員に密着しました。

■金子さん 同僚との会話

「韓国どうでしたか?」

「チェジュ航空の社長を表敬訪問しました。」

金子怜生奈さんは、入社2年目。航空営業部に所属しています。

■広島国際空港 航空営業部 金子怜生奈さん

「主に航空会社さんの窓口を担当していまして、今後広島空港の需要を増やしていくにあたって打ち合わせをしている。」

■金子さん

「失礼しまーす」

同じ広島空港の中にある、韓国・チェジュ航空へ…。

空港を案内するチラシに掲載する記事などを確認しました。

足早に向かったのは、リムジンバス乗り場です。

■金子さん

「広島市内へ行って、航空会社と打ち合わせをしてきます。」

広島空港の開港30年を控え、いつも以上に多くの事柄が同時進行しています。

■金子さん

「こんにちは~」

打ち合わせには、全日空と日本航空、それぞれのスタッフが勢揃い。

開港30年の特別企画として利用客に贈呈する特産品の「宮島御砂焼」ペアマグカップのサンプルを確認します。全国的にも珍しい、ライバル2社と広島空港のコラボ企画です。

■ANA広島支店 引野里美さん

「広島国際空港さんがまじわることで、ふだんは競合である2社が協力してこういったキャンペーンを取り組むというのは貴重な機会で、楽しく打ち合わせさせていただきました。」

■JAL広島支店 月井誠さん

「空港が単に飛行機で乗り降りする場所ではなくて、空港に来ること自体が目的になるようなイベントも一緒に仕掛けていきたい。」

■金子さん

「30周年という節目に関わらせていただいたことがとても特別な経験になるので、これから5年後、10年後に向けて楽しみにしています。」

空港をより快適な場所にするため、ターミナルビルの拡張工事も始まっています。ビルの東側に国内線の搭乗待合室を増設。屋外型のラウンジも併設する計画で、完成は2024年12月を予定しています。

■広島国際空港 施設管理一部 吉田亮太さん

「屋外型のラウンジというのは、国内の空港ではかなり珍しいものになりますので、一つ目玉になればうれしいなと感じております。」

(2023年10月27日放送)

© 広島テレビ放送株式会社