プロ野球ドラフト会議ですが、広島県内にはドラフト候補の選手がいました。甲子園でも注目された広陵高校の 真鍋慧 選手。さらにはJR西日本のエース・石黒佑弥 投手。明暗が分かれました。
阪神 ドラフト5位指名 石黒佑弥 投手(JR西日本)
「とてもうれしくて、ほっとしています」
JR西日本の石黒投手は、阪神からドラフト5位で指名されました。最速152キロのストレートとカットボールを武器に、ここ2年でチームのエースに成長した右の本格派です。去年の指名もれを経て、1年ごしの夢をかなえました。
石黒佑弥 投手(JR西日本)
「去年はとてもくやしくて、絶対にことしはかかるんだという思いを持って練習や試合に取り組んできました。まず最初に両親に伝えました。おめでとうといただいて、がんばってきてよかったなと思っています」
JR西日本の田村亮 監督は去年から「精神面でも大きく成長。プロでも通用する」と太鼓判を押します。
また、山崎隆造 臨時コーチ(RCC野球解説者)からは、「阪神はいいピッチャーが多いから、いいアドバイスを受けるといいかも」とメッセージが…
石黒佑弥 投手(JR西日本)
「もまれて強くなろうと思います。カットボールも磨きたいですし、ほかの変化球もまだまだ必要なので、これからも1つひとつ力を付けていってがんばっていきます。来年以降のアレに貢献します」
一方、高校通算62本塁打を放った広陵高校の 真鍋慧 にも注目が集まりましたが、全球団の4位指名までに名前を呼ばれることはなく、会場を後にしました。