神木隆之介「僕が役者をやめたら・・・」20年来の夢実現に大興奮 

筋金入りの“鉄道俳優”を公言する俳優の神木隆之介が、27日放送の『沸騰ワード10』に出演。20年来の悲願だったという“鉄道マニアの夢”を実現させた。

地方で仕事がある時は、合間に鉄道見学や撮影を欠かさないという神木。今回、北海道で仕事だった神木が最初に向かったのが、小樽駅のすぐそばにある、函館本線が走る陸橋の上。スマホを構え、電車が来ると「来ましたよ、カッコイイ。いいですね、ここのカーブが・・・」と、カーブを曲がる電車の姿に感激。さらに、陸橋の下を通過する時、スタッフに「音を聞いてもらっていいですか・・・ほら、重い音がしません?」と、まさに筋金入りの鉄道ファンぶりを発揮。

その後、札幌在住の鉄道ライター・吉谷さんの案内で小樽市内の鉄道博物館を訪れた神木は「どっから見たらいいんだ」と、興奮度MAX。旧国鉄の特急専用気動車の車両を見つけると、「見所は、ここの曲線」と、車両の側面を指し「車両によって、真っすぐか、曲線かでホームの隙間が変わるじゃないですか。そこがすごい好き」と解説。スタジオでVTRを見ていたバナナマン・設楽統は「もう、マニアックだね~」と、そのマニアぶりに驚くと、スタジオの出演者一同もうなずきながら爆笑に包まれた。

鉄道マニアぶりを発揮した神木隆之介

そんな神木にサプライズがあったのは、札幌市電の車両基地を訪れた時。これまでもインタビューなどで“別の職業に就くなら、車掌になりたい”と発信して来た神木に“車掌体験”のプレゼントが。制服に着替えさせてもらうと「めちゃくちゃうれしいです。神聖なる制服ですから、もう高まりすぎてます」と、喜びを表現。

まずはドアを閉めるレバーを操作し、プシューという音とともに閉まると「ステキ!夢です、鉄道ファンとして。自分がドアを閉めた、自分のタイミングで」と、満面の笑顔。その後も、ドアの開閉、警笛を鳴らすなど、夢に見ていた人生初の車掌体験を満喫。そして、最後はアナウンス体験。「本日はご乗車いただき、誠にありがとうございます」と、マイクを持ってすっかり車掌になりきると「あ~ヤバいっすね。自分の声が聞こえる」と感動。

1日かけてさまざまな鉄道体験をした神木。案内してくれた鉄道ライターが「明日から一緒にライターをやってほしいぐらい」と感謝を伝えると、「ぜひ、僕が役者をやめたらお世話になります」と、本気ともジョークともつかない返答で締めくくった。

(左から)鉄道ライター・吉谷さん、神木隆之介

写真提供:(C)日テレ

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