トナーリの違法賭博スキャンダルに巻き込まれたニューカッスル、オーナーの手助けでサウジから実力者が来る?

今夏アル・ヒラルへ完全移籍したルベン・ネヴェスがプレミアに?[写真:Getty Images]

イタリア代表MFサンドロ・トナーリが違法賭博の問題で出場停止処分を受けることとなったニューカッスル。スポンサー絡みで願ってもない補強が達成される可能性があるようだ。

トナーリは今夏ミランから移籍金5500万ポンド(約100億1000万円)でニューカッスルに加入。プレミアリーグで8試合1ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合出場、カラバオカップ(EFLカップ)で1試合に出場していた。

しかし、違法賭博に関与していることが発覚。自身はギャンブル依存症であることも告白し、イタリアサッカー連盟(FIGC)から10カ月の活動停止処分を受けることとなった。

現時点では欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)には承認されていない処分だが、いずれ起用できなくなることは間違いない。

大きな期待をかけた選手だっただけに、痛恨の極みと言ったところだろう。「そんな可能性があるなんて」とエディ・ハウ監督も獲得時には考えもしなかったと明かしたが、意外なところで問題が解決するかもしれない。

ニューカッスルに手を差し伸べる可能性があるとされるのは、スポンサーでもあるサジアラビア。イギリス『talkSPORT』によれば、ウォルバーハンプトンから今夏サウジアラビアのアル・ヒラルへと完全移籍したポルトガル代表MFルベン・ネヴェス()が加入する可能性があるという。

ニューカッスルもアル・ヒラルもサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」が保有するクラブ。レンタル移籍でプレミアリーグに戻る可能性があると見られている。

トナーリのスキャンダルはまさに寝耳に水。ただ、その穴埋めは親のおかげでなんとかなるのかもしれない。

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