出産祝いとして贈ってはいけない6つのもの マナー違反となるタブーも紹介

出産祝いは祝う気持ちがあればなんでも贈っていいの?

出産は、なににも代えがたいものです。新たな命の誕生を祝う出産祝いを贈る場合は、贈るものの内容に注意しなければなりません。祝う気持ちがあって自分らしいものを贈ってしまうと、相手に迷惑をかけてしまう可能性があります。

出産祝いとして贈ってはいけない6つのもの

出産祝いとして不向きなものとは、以下のものがあります。

1.相手の好みを無視した子ども服

相手の好みや子どもの性別を無視した子ども服を贈ってしまうと、相手に迷惑をかけてしまいます。

  • どくろなど、子ども服にはふさわしくないデザインのもの
  • 原色やキャラクターもの
  • 男の子にフリルやピンク、女の子に金太郎デザインなど

性別問わず、どんな子が着ても似合う、ちょっとお出かけするような洋服が贈り物には最適です。

2.縁起が悪いとされているもの

縁起が悪いとされているものは、以下のものがあります。

  • 忌み数の詰め物…4(死)・9(苦)など
  • ハンカチ…手布→てぎれ→手切れとなり、縁が切れるという意味を持つ

特に白いハンカチは、死者の顔の上に乗せる印象が強いので、贈り物には不向き!上記のものは出産祝いでなくても、贈り物に選ぶべきではありません。

3.香典返しに選ばれやすいもの

香典返しといえば、お葬式のときに贈る物です。それをほうふつとさせるようなものは、出産祝いに贈ってはいけません。

  • 日本茶
  • 塩など

昨今の香典返しは種類が豊富ですが、日本茶が香典返しとして贈られるイメージは非常に強いです。そのため、日本茶は出産祝いに贈らないよう注意しましょう。

4.刃物

刃物は、縁を切るものとして贈り物には不向きです。

  • 日本刀
  • 包丁
  • はさみなど

上記のものは、包丁以外出産祝いであえて選ぶ理由はないものといえます。

5.使い古しのもの

自分の子どもに着せたり使ったものの余りなど、使い古しているものは出産祝いに不向きです。使い古しのものは、出産祝いのときではなく頼まれたときに贈るべきです。たとえ兄弟などの近しい関係だったとしても、出産祝いは別途贈るのが礼儀といえます。

6.明らかに悪意を感じる、少額のお金

出産祝いとしてお金を贈ることは間違いではありませんが、相場から明らかに低く、相手の生活環境などを加味したとしても安すぎる金額を包むのはNG。非常に失礼な行為であり、関係にひびが入る原因につながります。

出産祝いを贈るときのタブー

出産祝いを贈るときにすべきではない行動は、以下の通りです。

  • あえて大幅に遅れたタイミングで出産祝いを贈る
  • 特別な包装紙をせず、箱のまま渡す
  • 一度開封したものを、出産祝いとして渡す

贈り物を渡す、ということを念頭に置いて出産祝いを贈りましょう、親ではない人(親や義理親など)が、出産祝いを勝手に開けて使ったり食べてしまうのもタブーです。

まとめ

出産祝いに贈ってはいけないものを贈ってしまうと、今まで良好だった関係にヒビが入ってしまう恐れがあります。大切な人を傷つけないためにも、出産祝いに贈るべきではないものを把握して贈り物選びをしましょう。

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