マインツ、パレスチナ寄りのSNS投稿を行ったエル・ガジとの契約を解除へ

[写真:Getty Images]

マインツが元オランダ代表FWアンワル・エル・ガジ(28)との契約を解除するようだ。イギリス『BBC』が報じている。

エル・ガジは15日、イスラエル・パレスチナ戦争を受けてSNSでパレスチナ寄りの投稿を掲載。現在はその投稿が削除されているが、マインツが求めた謝罪に関しては応じなかったという。

エル・ガジはクラブ幹部に対し、あくまで戦争による犠牲者に平和が訪れること、人道支援があることを望むと述べるに留まったという。

その結果、17日にはトレーニングと公式戦出場から除外されることがマインツから発表されていた。

マインツは元々、ユダヤ人のオイゲン・サロモン氏らによって創設された経緯があり、イスラエル寄りのクラブと言える。その点からもエル・ガジの投稿が許容できなかったのかもしれない。

PSVを8月1日に退団していたエル・ガジは同月23日にフリーでマインツに加入していた。

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