プレミア、今季の「最高額補強選手」TOP10は一体どうなったのか。

今夏の移籍マーケットが閉まってから2ヶ月が経過し、新加入の選手たちの状況もほぼ固まった感がある。

今回は『Planet Football』から「今夏のプレミアリーグで最も高額な契約を結んだ選手10人を評価する」とご紹介する。

10位:マテウス・ヌニェス

国籍:ポルトガル

移籍元:ウォルヴァーハンプトン

現在:マンチェスター・シティ

移籍金:5400万ポンド(およそ98.25億円)

カルヴィン・フィリップスが失敗に終わったマンチェスター・シティは、改めてウォルヴァーハンプトンから25歳のポルトガル人MFを引き入れることを決めた。今のところはまだ大きな影響力を発揮していないが、少なくとも出場機会は得ている。

9位:ロメオ・ラヴィア

国籍:ベルギー

移籍元:サウサンプトン

現在:チェルシー

移籍金:5400万ポンド(およそ98.25億円)

リヴァプールに移籍する直前だったが、ギリギリでチェルシーを選択したラヴィア。プレミアリーグ屈指の若手MFとして評価された彼は5400万ポンドで買われたものの、今のところ怪我で離脱している。復帰は11月になる予定だ。

8位:サンドロ・トナーリ

国籍:イタリア

移籍元:ミラン

現在:ニューカッスル

移籍金:5500万ポンド(およそ100.07億円)

アストン・ヴィラとのデビュー戦でゴールを決め、素晴らしいスタートを切ったトナーリ。5500万ポンドの価値を証明するかと思いきや、その後違法なギャンブルを行っていたことが発覚。10ヶ月という長期の出場停止処分を受けることになり、クラブがカジノとスポンサー契約を結んでいる事実にまで批判が寄せられた。

7位:メイソン・マウント

国籍:イングランド

移籍元:チェルシー

現在:マンチェスター・ユナイテッド

移籍金:5600万ポンド(およそ101.89億円)

昨季はとても苦しい時間を過ごし、少年時代から育った場所であるチェルシーを離れたメイソン・マウント。そして5600万ポンドの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入した。怪我での離脱もあったが、今のところ堅実さは見せている。

6位:ドミニク・ソボスライ

国籍:ハンガリー

移籍元:RBライプツィヒ

現在:リヴァプール

移籍金:6100万ポンド(およそ110.98億円)

ハンガリー代表の22歳はすでにリヴァプールで欠かせない存在に。ヘンダーソンとファビーニョが抜けた中盤で数多くのチャンスを作り出しており、ここまで40回ものシュートチャンスを創出している。これはブルーノ・フェルナンデスとジェームズ・マディソンに匹敵する数字だ。

5位:カイ・ハヴァーツ

国籍:ドイツ

移籍元:チェルシー

現在:アーセナル

移籍金:6500万ポンド(およそ118.26億円)

昨季は慣れないセンターフォワードで起用され、チェルシーで苦しんだ。そして今夏アーセナルに移籍してからは攻撃的MFとして本来のポジションに戻ったが、まだ安定したパフォーマンスは見せられていない。

4位:ラスムス・ホイルン

国籍:デンマーク

移籍元:アタランタ

現在:マンチェスター・ユナイテッド

移籍金:6500万ポンド(およそ118.26億円)

まだプレミアリーグでゴールを決めていないのは意外だが、チャンピオンズリーグではいくつかの印象的なプレーやゴールも。大柄な体格を備えた若きストライカーは、スターになれるだけの資質があることを証明した。

3位:ヨシュコ・グヴァルディオル

国籍:クロアチア

移籍元:RBライプツィヒ

現在:マンチェスター・シティ

移籍金:7800万ポンド(およそ141.91億円)

サッカーの歴史上、2番目に高額なディフェンダーとなったグヴァルディオル。ハリー・マグワイアに次いで、である。21歳の彼は左サイドバックとセンターバックのハイブリッドな役割をうまくこなし、グアルディオラの戦術にもすぐフィットした。

2位:デクラン・ライス

国籍:イングランド

移籍元:ウェストハム・ユナイテッド

現在:アーセナル

移籍金:1億ポンド(およそ181.94億円)

この夏は多くのクラブから引っ張りだこになったデクラン・ライス。すでに実績は豊富で、プレミアリーグで活躍できることは証明されていた。

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1位:モイセス・カイセド

国籍:エクアドル

移籍元:ブライトン

現在:チェルシー

移籍金:1億1300万ポンド(およそ205.59億円)

ブライトンで目覚ましい活躍をしたシーズンを過ごし、今夏中盤のメンバーが多く退団したチェルシーに加入した。チーム全体がまだ不安定な状況であることは否めないが、その分出場機会は得られている。彼に求められるものは大きいが、いつかそれに応えられるだろう。

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