秋季関東高校野球 28日に準決勝 茨城の常総学院は作新学院(栃木)と激突

2試合で1本塁打を含む5安打6打点の常総学院の主砲・武田

第76回秋季関東高校野球大会第5日は28日、栃木県総合運動公園野球場で準決勝が行われる。茨城1位の常総学院は3年ぶりの決勝進出を懸け、第1試合(午前10時開始)で作新学院(栃木1位)と対戦する。

常総学院は1回戦で18安打、準々決勝で17安打を放ち、県大会から6試合連続の2桁安打を記録し打線好調。初戦で先発全員安打を放つなど上位から下位まで抜け目がなく、打線につながりがある。中でも4番の武田勇哉は2試合で1本塁打を含む5安打で6打点を挙げており、頼もしい。

シードの作新学院は準々決勝で帝京三(山梨2位)に7-2の快勝で勝ち上がった。バッテリーを中心とした堅守が売りだ。主戦・小川哲平は最速147キロの直球を軸にテンポ良く投げ、制球力が光る。常総学院としてはこれまで同様、序盤に先制点を挙げて主導権を握りたい。

第2試合(午後0時半開始予定)では高崎健康福祉大高崎(群馬1位)と前回優勝の山梨学院(山梨1位)が顔を合わせる。

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