端保社長「最も悔しいシーズン」 150人前に金沢でミリスタ報告会

壇上であいさつする後藤監督と選手=金沢市内のホテル

 石川ミリオンスターズ後援会は27日、金沢市のホテル金沢でシーズン報告会を開いた。富山GRNサンダーバーズと2チームで争った日本海リーグ1年目は2位に終わり、選手とスタッフは約150人を前に今季の声援と支援に感謝し、来季の巻き返しを誓った。

 後援会代表を務めるエース(東京)の森下宏明社長(白山市出身)は「試合は勝たなきゃ何もならない。来年はこの場で素晴らしい1年だったと言えるよう頑張ってほしい」と激励。今季で退任する後藤光尊監督は前日のドラフト会議で富山から3人が指名されたことに触れ「試合もドラフトも富山に完敗した。悔しさをバネに奮起してほしい」と期待を込めた。

 日本海リーグの瀬戸和栄代表が乾杯の音頭を取った。金沢学院大OBの田中颯士投手ら今季で退団する8選手が感謝の言葉を述べた。端保聡社長は「これまでの17年間で最も悔しいシーズンになった」と頭を下げ、来季のさらなる飛躍を誓った。

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