●メダリスト、「山の神」、アイドルが盛り上げ
29日の第9回金沢マラソンを前に、オープニングセレモニーが27日、金沢駅もてなしドーム地下イベント広場で行われ、関係者が大会の成功を願った。金沢市の石川県立音楽堂交流ホールでは出場受け付けが始まり、ランナーがナンバー入りのビブスやプログラムを受け取り、号砲を待つばかりとなった。
セレモニーには、大会特別ゲストのアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんや、世界陸上モスクワ大会女子マラソン銅メダリストの福士加代子さん、箱根駅伝で「山の神」と呼ばれたプロランナー神野大地選手、ほくりくアイドル部のキャプテン・松井祐香里さんらが参加した。
金沢マラソン組織委員会長の村山卓金沢市長は「いしかわ百万石文化祭が開催中です。文化の薫りも楽しんでほしい」と呼び掛けた。馳浩知事らが加わり、テープカットした。
●曇り、最高気温18度予想
金沢地方気象台によると、29日の金沢は曇りで、最高気温は18度の見込み。
ランナーは29日午前8時半、45分に時間差で広坂通りをスタートし、石川県陸上競技場を目指す。金沢マラソンは北國新聞社などでつくる組織委員会が主催する。