【ワシントン共同】米民主党のディーン・フィリップス下院議員（54）は27日、2024年大統領選の同党候補指名争いに出馬すると表明した。再選を目指すバイデン大統領（80）に挑戦する。バイデン氏は指名が確実視されるが、高齢に対する有権者の不安などから支持率は低調。フィリップス氏は世代交代の必要性をアピールして支持を集めたい考えだ。
中西部ミネソタ州選出で現在3期目のフィリップス氏は議員就任前に地元で酒造会社などを経営。一定の選挙資金はあるとみられるが、全米での知名度は低い。米メディアは「勝つ見込みのない挑戦だ」と報じている。
