日本代表MF遠藤航は27日のUEFAヨーロッパリーグのトゥールーズ戦で移籍後初ゴールを決めた。
トレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスを頭で合わせる形だった(動画26秒から)。
試合もリヴァプールが5-1で勝利している。
クラブ公式や『Liverpool Echo』によれば、遠藤はこう話していたそう。
「試合に勝ててとても嬉しい。もちろん、ここでの初ゴールもね。ゴールを決めた時はすごい雰囲気だった。
リヴァプールでの初ゴールを決めることができてとても嬉しいよ、特にアンフィールドでね。自分にとって素晴らしい経験だった。
先発だろうがなかろうが全ての試合でベストを尽くそうとしている。それをやったし、今日はゴールを決めることができて本当に嬉しい。
僕を知っている人なら、自分がいいヘディングを持っていることは分かっている。実際、強みのひとつさ。
トレントからの素晴らしいボールだった。だから、トレント、ありがとう!
(リヴァプールに慣れてきた)
そうだね、なぜなら、誰もが僕のことを助けようとしてくれているからね。このクラブはとても居心地がいいよ。
さっきも言ったように全ての試合で常にベストを尽くそうとしている。だから、それを心がけているし、自分はもっと改善できる。
(タイトな試合日程のなかでチームが好調なのは)
素晴らしいこと。勝利は常に素晴らしいものだし、僕らは全ての試合で勝たなければいけない。リヴァプールではそれが普通。
簡単な試合ではなかったけれど、EL3連勝はとても嬉しいし、これをキープしていかなければいけないよ。
(アンフィールドの特別な雰囲気について)
このスタジアムは雰囲気は素晴らしい。実際、それほどプレッシャーは感じていないし、ホームでプレーする心地よさを感じている。どの試合も楽しもうとしているよ。
それがとてもうまくいっている。トライし続けて、自分のサッカーを楽しむだけさ。
当然、全てのコンペティションで優勝したい。プレミアリーグ、EL、(国内の)カップ戦。
でも、全ての試合で勝てるようにしなければいけないし、シーズン終わりに分かるさ」
「(加入時には年齢が揶揄されたが)30歳なのでそういうこと言われるのは理解できる。
リヴァプールが若い選手と契約したかったのも知っている。でも、それは普通のこと。言われることは気にならなかった。。 自分は自分の仕事をしなければならないだけ。
自分がいいプレーをできれば、いいサインになる。
今日だけでなく、自分のパフォーマンスはどんどんよくなっている。よくなっているのが分かるから、全ての試合でベストを尽くそうとするだけさ。
マッカ(アルゼンチン人MFアレクシス・マカリステル)はより攻撃的だけど、守備面でも常にもっとうまくやろうとトライしている。
彼がプレーを続けていけば、守備も強くなっていく。彼から多くのことを学べるし、僕とマッカのバランスはいいと思う。
とてもいいMFたちがいるし、4人の新戦力だけでなく、カーティス・ジョーンズやハーヴィー・エリオットもいる。多くの8番タイプがね。
6番もいる。マッカや自分、怪我をしているティアゴ・アルカンタラも戻って来るし、ステファン・バイチェティッチも6番だ。僕らには非常にいい中盤がある。
リヴァプールとシュトゥットガルトの練習は全く違う。
ここに来た時は練習にちょっと驚かされたんだ。クオリティに溢れているし、インテンシティが強烈だったからね。でも、それは自分が練習で求めていたものだった。
プレミアリーグではまた先発が多くないけれど、(あまり)違いは分からない。でも、ニューカッスル戦はとてもタフな試合だったし、欧州(EL)とリーグ戦ではフィジカル、スピード、全てが違う。
(FW陣の得点が多いが)リヴァプールでは普通さ!
非常にいいアタッカーが揃っているし、先発だろうとなかろうと誰もが全ての試合に100%で取り組んでいる。
Mo(モハメド・サラー)は交代出場からゴールを決めたけれど、それはとても重要。スタメン11人だけじゃないし、誰もがプレーする準備が整っているよ」
リーグ戦では守備的MFのポジションで遠藤ではなくマカリステルが主に起用されている。ただ、彼の持ち味は攻撃であり、守備的MFは本職ではない。
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遠藤はマカリステルが守備面でも成長していると見ているようだが、今後の起用法も注目だ。