うみがたり内レストラン 食堂ミサ監修 みそラーメン販売 新たな看板メニューに

食堂ミサの監修を受けたうみがたり内レストランの新メニュー

上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」内のレストラン「レストランテ・ロス・クエントス・デル・マール」は28日から、「食堂ミサ監修味噌(みそ)らーめん」の販売を始める。中郷区の人気店のメニューに雪室貯蔵タマネギなどのオリジナル要素を加え、新たな看板メニューの期待を込めている。

デル・マールは3年前に食堂ミサのみそラーメンをメニューに載せる企画をしたものの、コロナ禍で中断。今年の夏から本格的に取りかかった。地元食材にこだわる同店は、食堂ミサから提供を受けたスープとみそに、雪室貯蔵のタマネギとオリジナルの特製麺を使い、水に合わせた微調整を加えて作り上げた。

同店を運営する上越ミュージアムショップ・オペレーションズ店舗運営部の志田征寛さんは「地元とのつながりを大切にしたい思いがこもったプロジェクト。(同店の)サメフライを超えるインパクトがあると思う。水族館を訪れた思い出を提供したい」と新メニューに込めた思いを話す。

ミサ企画の中田浩太郎社長は「(食堂ミサは)地元の声を聞いて試行錯誤してきた。こちらの店は4店舗目のミサ。店や上越に来てもらえるきっかけになれば」と期待する。

ミサ監修味噌らーめんは税込み1000円(大盛り1100円)。平日は15食、土日・祝日は30食の限定。同店はうみがたりに入館せずに直接入店できる。

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