鎌田大地事件がラツィオで勃発の危険性…現地紙がサッリ監督の起用法を心配し出す

この夏にラツィオにフリー移籍した日本代表MF鎌田大地。当初はスタメン起用されていたが、最近はベンチが定位置になりつつある。

マウリツィオ・サッリ監督はセリエAでは控え、CLでは先発起用という形をとっていた。だが、26日に行われたCLフェイエノールト戦で鎌田に出番は訪れず。

そうしたなか、『calciomercato.com』は、「ラツィオで鎌田事件が勃発する危険性がある」と報じた。

鎌田はフェイエ戦での除外に失望しており、31日に行われたフィオレンティーナ戦では先発起用を熱望しているという。

もし、フィオレンティーナ戦でもベンチになった場合、夏に掲げられたラツィオでの技術的プロジェクトに対する鎌田の確信や信頼が台無しになりうるとのこと。

当初、鎌田を移籍金0円で獲得したことはファンやメディアから大当たりだと賞賛された。ただ、彼の契約は現時点では1年のみ(2シーズンの自動更新オプションが付随)。

サッリ監督はCL後に鎌田を起用できなかったのは残念だと述べたが、それ以前から出場時間が減り、序列は下がっていた。

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鎌田がこのままベンチを暖め続けるようなら、チーム内の禍根になりえるということのようだが…。

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