アーセナルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが、数週間の離脱を余儀なくされることになりそうだ。イギリス『BBC』電子版が伝えている。
ジェズスは10月24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節セビージャ戦に先発出場し、1ゴール1アシストの活躍を見せて勝利に貢献した。しかし81分にハムストリングを痛め、自ら交代を要求して足を引きずりながらピッチを後に。ミケル・アルテタ監督は「彼はそういうことをするような選手ではないので、いいニュースではない」と懸念を示していた。
そして10月28日のプレミアリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッド戦に向けての記者会見において、アルテタ監督はジェズスのケガの状態について次のように明かした。
「スキャンの結果、筋肉に損傷があることが分かった。今後数週間、再び彼を失うことになるかもしれない。ガビ(ジェズス)に関してはいつも我々を驚かせてくれるので、いつまで離脱という期限は言えない。彼はここ数週間、かなり高い負荷を抱えていた。今回のケガは我々にとって本当に悪いニュースだ」
ジェズスは今年8月にヒザの軽い手術を受けたため、今シーズンの序盤戦を欠場。復帰後はリーグ戦の直近4試合とCLの3試合に出場し、合計4ゴールを記録していただけに、再度の離脱はアーセナルにとって大きな痛手となる。
また、トレーニング中に筋肉系のケガを負った影響でセビージャ戦を欠場したガーナ代表MFトーマス・パーティについても、シェフィールド・ユナイテッド戦には出場できないという。
アーセナルは今シ―ズンのプレミアリーグでここまで無敗を維持し、トッテナム、マンチェスター・シティに次ぐ3位につけているが、主力2人の離脱という厳しい状況で今節以降の戦いに挑むことになった。