西﨑さん(山里中3年)英語スピーチコンテストで最優秀賞 古里への思いを熱弁

最優秀賞に輝いた西﨑さん=長崎市、長崎原爆資料館ホール

 長崎市立中に通う生徒が、英語で意見を述べる「あじさいイングリッシュスピーチコンテスト」が21日、長崎市平野町の長崎原爆資料館であり、「長崎の音楽の未来」と題し発表した山里中3年の西﨑子桃さんが最優秀賞に輝いた。
 市教育委員会主催で11回目。「私の思い、私の考え」をテーマに、85人の応募の中から予選審査を通過した18人が出場した。生徒らは「おくんちの力」「アニメと長崎」などと題し、古里への思いや意見などについて熱弁した。
 西﨑さんは、3歳からピアノを習う中で気づいた「音楽を楽しむ機会が本県は少ない」という点を指摘。「音楽を通じて日本や世界に思いを伝える街になってほしい」と願いを語った。審査員からは、内容や聴衆の心をつかむ話し方が評価された。

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