「すべてに適応する賢い選手」「31歳とは思えない」クロップ監督はサラーへの称賛惜しまず

ユルゲン・クロップ監督からも絶賛されるFWモハメド・サラー[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、エジプト代表FWモハメド・サラーを絶賛した。

これまでリバプール不動のエースとして、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)の優勝に貢献し、個人としてもプレミアリーグ3度の得点王に輝いたサラー。今夏にはサウジアラビア行きが噂されながらもチームに残留し、ここまで公式戦12試合9ゴール4アシストと流石の成績を残している。

そんなサラーに全幅の信頼を置くクロップ監督は、29日に行われるプレミアリーグ第10節のノッティンガム・フォレスト戦に先立った記者会見で、改めて“ファラオ”を称賛。31歳の年齢をまったく感じさせないとし、今後もさらなる活躍を期待している。

「モー(サラー)はもう長い間、我々にとって重要人物だった。彼は我々のため、素晴らしいゴールを決めてきてくれたと思う。本当に良い選手さ。我々は彼に感謝しており、いつか彼のキャリアが終わったときに誰もがより感謝するだろう」

「若い頃のモーは超スピードを武器にする選手で、ローマではエディン・ジェコと組んで裏に走り込む役割を果たしていた。ジェコがポストプレーやフリックをすると、モーは常にそこへいたと思う。ここでは初日からいろいろな役割を担う必要があったが、非常にうまく適応してくれた」

「彼はすべてのことに適応できる賢い選手だった。ここへ来てから、大きく成長したと思う。あらゆる局面においてワールドクラスであり、それは選手について言える最高の言葉だろう」

「モーは31歳であることをまったく感じさせない。ピッチの外では大人の振る舞いをするが、それを除けばまだまだ若手のようだ。もし、今の彼を検査したら骨の大半は19歳か20歳くらいと診断されるだろう」

「彼は常に良いコンディションを保っているんだ。モーは他の30 歳以上のプレーヤーと比較できないだろう。私は彼が生物学的に30 代ではないと思っている」

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