就任1年目で悲願のJ1昇格に導いた黒田剛監督が町田と契約更新「これまで以上に勝負に拘り挑む」

今季から町田を率い、1年でJ1昇格に導いた黒田剛監督[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

FC町田ゼルビアは28日、黒田剛監督(53)との契約更新を発表した。

1995年から2022年まで青森山田高校の監督を務め、全国大会の常連校に育て上げた黒田監督。多くのJリーガーを輩出しただけでなく、近年は全国高校サッカー選手権大会でチームを3度全国制覇に導く手腕を発揮していた。

今シーズンからその青森山田高校を離れ、初めてプロを指導。町田の監督に就任すると、シーズン当初から結果を残し、22日に行われた明治安田生命J2リーグ第39節のロアッソ熊本戦で勝利。悲願のJ1初昇格に導いていた。

29日行われるホームでのツエーゲン金沢戦で勝利すれば、悲願のJ2優勝も果たす町田だが、試合前日に黒田監督の続投を発表した。

黒田監督はクラブを通じてコメントしている。

「来季もFC町田ゼルビアの指揮を執らせて頂くことになりました。
FC町田ゼルビアの一員としてクラブの発展に携われることを心から光栄に思います」

「チームが結果を残すことにより、FC町田ゼルビアに関わる全ての人に笑顔を届けられることが私自身一番の幸せです。J1で挑戦できることに感謝するとともに、これまで以上に勝負に拘り挑みます」

「町田市民43万人、そしてファン・サポーターの想いを背負い、チーム一丸となって邁進していく姿を見せられるように頑張ります!是非スタジアムで応援していただきたいです。来シーズンも共に闘いましょう!」

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