リカルド初日6番手「アメリカでの発見が役立っている。予選トップ10を狙えるはず」アルファタウリ/F1第20戦

 2023年F1メキシコシティGP(メキシコGP)の金曜、スクーデリア・アルファタウリのダニエル・リカルドはフリー走行1=8番手/2=6番手だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、リカルドの一日について、次のように語った。

「FP1でダニエルが焦点を当てたのは、復帰戦オースティンから発見したことに基づいたセットアップ作業だった。いくつか興味深い方向性を模索し、それがFP2に反映されて、パフォーマンス向上を成し遂げることができたと思う」

「(FP1で走らなかった角田)裕毅より30周多く走ったダニエルは、マシンに良い感触を持っており、このサーキットで我々のマシンにポテンシャルがあることを示すことができた」

2023年F1第20戦メキシコシティGP ダニエル・リカルド(アルファタウリ)

■ダニエル・リカルド(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=8番手(1分20秒568:ソフトタイヤ/30周)/2=6番手(1分19秒002:ソフトタイヤ/31周)

 オースティンでレースをした後、早くまたマシンに乗って走りたいという強い思いを抱きながら過ごしてきた。先週のレースの後に、いくつかのことを発見し、それによって、僕たちにペースがあることを証明したいと考えていたんだ。

 今日はとても良い一日だった。ここが好きだし、マシンは堅実なパフォーマンスを示していた。走り出した時から、良い感触を持つことができた。今回はスプリント・フォーマットではないから、いろいろなことを試す時間もある。

 少しずつ改善していき、セットアップ作業をうまく進めていった。良い位置にいるようだし、このパフォーマンスを明日も維持できると考えている。

 全体的にタイム差が小さいが、他のチームが何をしているのか正確には分からない。ただ、今日走っていた時に、マシンに良い感触を持ったことは間違いないし、明日トップ10に入る力を持ったマシンだと確信している。

2023年F1第20戦メキシコシティGP ダニエル・リカルドと角田裕毅(アルファタウリ)

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