高梨優佳 主演映画「ラスト17デー」初日舞台挨拶、会場は盛大な拍手に包まれる

映画「ラスト17デー」の、初日舞台挨拶が10月27日(金)に東京・下北沢にあるシモキタ-エキマエ-シネマK2にて実施され、上映を見終えたばかりの観客から盛大な拍手で迎えられる中、主演の高梨優佳、木村魁希、石川翔鈴、片山拓監督が登壇した。それぞれ一言ずつ挨拶し、舞台挨拶がスタートした。

高梨優佳(細谷くるみ / ほそやくるみ役):本日は、劇場へお越しくださりありがとうございます。とにかく初日は凄く不安だったんですが、多くの方と迎えれることができて幸せです。映画を見ていただいた皆様が前向きに、そしてポジティブな気持ちになれていたら嬉しいなと思っています。今日は最後まで精一杯、楽しみましょう。

木村魁希(橘直輝 / たちばななおき役):本日は、お越しいただきありがとうございます。マイクの跳ね返ってくる音は映画館特有の感じでいいですね。そして、本日は最後まで宜しくお願い致します。

石川翔鈴(若山綾乃 / わかやまあやの役):本日は劇場に足を運んでいただき、ご観劇いただきありがとうございました。若山綾乃役を演じました石川翔鈴です。何かそうでしたでしょうか?面白かったですか? 結構、劇中では楽しいシーンもあれば、見ている側も焦ってしまうような焦燥感あるようなシーンもあったりとかで、皆様の何かしらのいつかの感情に寄り添った作品かなと思っています。皆様の喜怒哀楽に寄り添える作品になってて、また劇場に公開中に見に来たいなと思える作品になってたらと思います。本日は、短い時間ですが最後まで舞台挨拶を宜しくお願い致します。

初日舞台挨拶は、監督自ら司会を担当し、客席から盛り上がりを見せてスタートし、本作で映画初主演を果たした高梨へ片山監督は、初主演の感想と出演が決まった際の心境を質問した。「今回は、オーディションで決まって、オーディションの合格通知をいただい時は、本当に『え!』としか言葉がでず、まさか自分が主演なんていただけると思っていなかったので、本当に驚きと今まで頑張ってきて良かったなという気持ちと、あと半端ないくらいのプレッシャーが降りかかってきて凄く不安だったんですけど、この役をいただいたからには細谷くるみは私が精一杯演じるしかないと思って、今日まで精一杯やらせていただきました」と作品そして役に対して熱い感想を述べた。

そのほか、木村魁希、石川翔鈴、物語を豊かに彩ったキャスト陣についての感想も。まずは「綾乃(石川翔鈴)に恋愛の色なんて一回も出てこなかったのに、悠斗(吉田翔)との『私が捨ててあげる』シーンは恋愛のシーンなんです」と語り、「脚本を読んだ際は恋愛とは無縁の役と感じていたが、撮影前日にセリフを頭に入れた時に恋愛が発展していることに気づきました」と会場の笑いを誘っていた。また、「いつから恋心が芽生えたか脚本から逆算し、途中から悠斗のことを意識して見ることにしたが、そのシーンでの撮影では見事に笑ってしまいました」と語り、楽しいと感じられる撮影エピソードを展開。

また、石川は高梨演じるくるみの役柄についての質問を受け、「くるみ(高梨優佳)は、割と優佳ちゃんままだなと思って、凄く自分に自信がなくて、一緒にオーディションを受けて、その時から絶対にくるみじゃんと思っていて、それでも凄く自信なさげで撮影に入っても私が優佳ちゃんのお芝居ここが良かったと言っても、『いや全然まだ』と伝えられ、いい意味で謙虚で向上心のある方なんですけど、もっと自信持っていいのにと思うところが今回の役に対して似ている」と褒め称えた。そして、舞台挨拶前の楽屋話になり、「劇中ではくるみがどんどん明るく、前向きになっていくんですけど、この映画も色々な人に見てもらって絶対に、次に繋げたいね」と話し、「私たち(高梨と石川)のターニングポイントになったらいいなと」と展開し、会場から拍手がおこった。

その後フォトセッションが行われ、イベントの最後には主演の高梨から劇場に集まったファンに向けコメントが。
「本日は、ご来場いただき本当にありがとうございました。今日だけではなく、見れば見るほど前向きになれる映画だと思いますので、ぜひまた劇場に足を運んでいただけますと嬉しいです」と締めくくると、会場は盛大な拍手で包まれイベントは幕を閉じた。

◆映画「ラスト17デー」
出演:高梨優佳 / 木村魁希 石川翔鈴 吉田翔 / 齊藤英里
監督:片山拓(440Project)
脚本:浅田佳子
制作プロダクション:440Project
製作:映画『ラスト17デー』製作委員会
【映画公式 SNS】
Instagram:@last17day_movie
Twitter:@last17day_movie

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