近大新宮が8強 高校サッカー和歌山大会

 第102回全国高校サッカー選手権大会和歌山大会は27日、田辺スポーツパーク(田辺市上の山1丁目)と上富田スポーツセンター(上富田町朝来)で、8強入りを懸けた3回戦4試合があった。紀南勢は、近大新宮が神島に9―0で勝利。田辺は和歌山南陵に0―3で、新宮は初芝橋本に0―8で敗れた。

 近大新宮は前半6分に先制し、その後も得点を重ねた。神島は守備の時間が長くなった。試合後、神島3年のDF田中聖十君は「なるべく失点せずに粘ろうと思っていたが、相手との経験値の差は大きかった」と話した。

 田辺は前半、夏の県総体2位の和歌山南陵と互角に戦い、0―0で折り返した。後半、セットプレーから2失点し、試合終了間際にも失点して敗れた。

 残る1試合は、和歌山工業が和歌山商業に17―0で勝った。

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