北川景子さんら「家康行列」 愛知・岡崎を練り歩き

「家康行列」で愛知県岡崎市内を練り歩き、ポーズをとる北川景子さん=28日午後

 徳川家康の生誕地である愛知県岡崎市で28日、武将姿の市民らが市中心部を練り歩く「家康行列」が行われた。NHK大河ドラマ「どうする家康」で豊臣秀吉の側室茶々を演じる俳優の北川景子さん(37)と家康の家臣本多忠勝役の山田裕貴さん(33)も列に加わり、沿道からは歓声が上がった。

 榊原康政役の杉野遥亮さん(28)と井伊直政役の板垣李光人さん(21)も出演。山田さんの「出陣じゃー」というかけ声で出発し、行列に参加した4人は約750メートルを20分ほどかけ進んだ。見物客から「茶々さま、きれい」「かっこいい」と声をかけられると、北川さんらは手を振って応えていた。

 終了後、トークイベントに参加した北川さんは「集まった人が、うちわや旗を持って出迎えてくれて興奮した」と笑顔で語った。イベントに訪れた同県刈谷市の主婦坪井麻香さん(50)は「山田君がすてきで、近くで話を聞けてラッキーだった」と興奮した様子だった。

 市によると、4人を見られる1万席の観覧エリアを用意したところ、約6万人の応募があった。

「家康行列」で、こしや馬に乗り愛知県岡崎市内を練り歩いた(左から)北川景子さん、板垣李光人さん、山田裕貴さん、杉野遥亮さん=28日午後

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