フランス2部ジロンダン・ボルドーとキットサプライヤーのadidasは27日、2023-24シーズンの新サードユニフォームを発表した。
ボルドーといえば誰もが認めるフランスの名門クラブだが、現在は2季連続で2部リーグ・ドゥを戦っている。
Girondins de Bordeaux 2023-24 adidas Third
ジロンダン・ボルドー 2023-24 adidas サード ユニフォーム
23-24新サードユニフォームは、ワインレッド(バーガンディ)を基調にゴールドのピンストライプを走らせる上品なデザイン。スリーストライプスなどの差し色やエンブレムもゴールドで彩る。
ホーム・アウェイと同様に胸スポンサーは付いていない。名門だけに少々寂しい気もするが、胸ロゴが無いことによって逆に美しさが際立つとサポーターやユニフォームファンから好評だ。
ちなみに女子チームの今季のユニフォームには胸スポンサーが付いている。
今回のサードユニフォームは4つの候補からファン投票によって選ばれたもの。どれも基本的にはバーガンディを基調色としたもので、クラブ側にこの色へのこだわりが見て取れる。
この色についてクラブでは「90年代の記憶を呼び起こす」と説明。クラブの言う“90年代”とはジネディーヌ・ジダンも袖を通した90年代前半のユニフォームのことだと思われるが、バーガンディ自体は最近でも使用している。
今回のサードユニフォームもなかなかの好デザインだが、今季のボルドーはホームとアウェイもシンプルながら美しいと好評を博している。それらを簡単にご紹介しよう。
Girondins de Bordeaux 2023-24 adidas Home
ジロンダン・ボルドー 2023-24 adidas ホーム ユニフォーム
23-24ホームユニフォームはネイビーを基調にホワイトのシェブロンという伝統のスタイル。胸スポンサーが無いがゆえにシンプルで美しいと好評だが、クラブにしてみれば手放しで喜べるものではないだろう。
パンツとソックスも含めたコンプリートルックは、このように全身ネイビーを基調としたデザイン。
Girondins de Bordeaux 2023-24 adidas Away
ジロンダン・ボルドー 2023-24 adidas アウェイ ユニフォーム
23-24アウェイユニフォームはホワイトを基調にネイビーのピンボーダー柄。マリンウェアのような爽やかさが好評だが、このデザインがフランス代表の2011アウェイユニフォームを彷彿させると話題になった。
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ボルドーは今年の10月1日でクラブ創設から142周年を迎えた。27日に発表となったこのサードユニフォームは、それを祝して28日に行われるリーグ戦のホームゲームで着用する。
エンブレムやストライプを彩るゴールドは、142周年を華やかに祝うため“演出”なのだろう。
ホーム、アウェイから最新のサードまで、23-24シーズンの各ユニフォームはクラブ公式オンラインストア他で販売中。
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