新旧マリンライナーそろい踏み 高松で鉄道ファンら撮影会

新旧マリンライナーがそろい踏みした撮影会。手前から初代、現行、特急うずしお

 JR瀬戸大橋線開業35周年を記念し、岡山―高松駅間を結んだ初代快速マリンライナー・213系電車の撮影会が28日、高松市西町の高松運転所で開かれた。現行の5000系もそろい踏みし、鉄道ファンらが熱心にシャッターを切った。

 撮影会は、JR四国が企画したツアー「リバイバル『マリンライナー』の旅」の一環で65人が参加した。岡山駅を213系電車で出発し、瀬戸大橋からの眺めを楽しんだ後、高松運転所へ移動した。

 213系電車は、瀬戸大橋線開業時と2003年9月に引退した時を再現したヘッドマークが取り付けられた。新旧マリンライナーの隣には、同じく瀬戸大橋を走ったキハ185系・特急うずしおも展示。行き先などの表示幕を回転させる「幕回し」も披露され、参加者は思い思いのアングルで撮影を楽しんだ。

 名古屋から参加した会社員(57)は「愛媛に帰省するとき、マリンライナーにいつも乗っていた。新旧車両が並んだ姿は壮観だ」と話していた。

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