シーガルズ 開幕戦勝利逃す ファン1395人 選手後押し

地元ファンらが見守る中、トヨタ車体との開幕戦を戦う岡山シーガルズの選手たち=ジップアリーナ岡山

 バレーボールV1女子の岡山シーガルズは28日、岡山市のジップアリーナ岡山でトヨタ車体との今季開幕戦に臨み、2―3で惜しくも敗れた。

 昨季の11位から巻き返しを期すシーガルズは持ち味の粘り強い守備からリズムをつくり、優位に進めた。セッター宮下を軸にエース金田や今季移籍加入のライト山城らが得点を重ね、第2、第3セットを連取。しかし、昨季8位の相手に続く2セットを立て続けに奪われ、競り負けた。

 会場には開幕を待ちわびた1395人のファンが駆けつけ、声援や拍手で選手たちを後押し。友人と初めて観戦した岡山大1年生(19)は「スパイクの音や選手同士のかけ声など、映像で見るのとは違う迫力があった。また見に来たい」と話した。

 V1女子は12チームが来年2月まで2回戦総当たりを実施。上位6チームが3月のプレーオフに進み、トーナメントで日本一を争う。

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