昨季のリベンジ期すマンチェスター・ダービーも、シティDFウォーカーは気負わず 「PL制覇に繋がる以上のことを考える必要はない」

ダービーへの心構えを語ったウォーカー[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが今回のマンチェスター・ダービーにどう向き合っているかを明かした。イギリス『エクスプレス』が伝えた。

昨シーズンはプレミアリーグを3連覇しただけでなく、FAカップや悲願のチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルも獲得し、3冠制覇を成し遂げたシティ。続いて迎えた今シーズンもリーグ戦は現在2位、CLは3連勝中と及第点と言える結果を残している。

そんな中、29日に迎えるのがアウェイで行われる第10節のマンチェスター・ユナイテッド戦。昨シーズンのマンチェスター・ダービーは、エティハド・スタジアムでの一戦こそシティが6-3で大勝したものの、オールド・トラッフォードでの一戦は疑惑の判定もありユナイテッドが2-1の勝利をあげていた。

ウォーカーはこの昨シーズンの結果を踏まえ、今回のマンチェスター・ダービーに言及。あくまでもリーグ制覇を目指す上での1試合であり、必要以上に気負う必要はないと語った。

「昨シーズン、僕らはオールド・トラッフォードで負けた。運も味方しなかった。だけどそこから立ち直り、やるべきことをやり、3冠を達成した」

「もちろんこの試合には多くの意味があるが、それはより大きな枠組みの一部でもある。結局はそこが重要だ。プレミアリーグを再び制することに繋がるし、それ以上のことを考える必要はない」

その一方、対峙する可能性が高いFWマーカス・ラッシュフォード相手に油断するつもりはない模様。ラッシュフォードは今シーズン未だ1ゴールと調子が上がっていないが、それでも警戒すべき選手であることに変わりはないと述べた。

「マーカスは、釣り合わない相手であれば、どんなチームにも問題を引き起こす選手であることを長年にわたり証明してきた」

「彼は10代の頃からユナイテッドとイングランドの両方にとって重要な存在だった。彼がいればどんなチームにも脅威を与えることができるからだ。彼はたくさんの優れた資質を持っているし、週末にも危険な存在になり得ることを僕たちは知っている」

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