水難救助訓練中に男性消防士死亡、新潟県警が柏崎市消防本部を捜索 業務上過失致死容疑、安全管理体制など調べる

 新潟県の柏崎市消防署の男性消防士が海で水難救助の訓練中に死亡した事故で、新潟県警が業務上過失致死容疑で柏崎市消防本部を捜索していたことが10月28日、分かった。

* [救助訓練中に溺れ意識不明だった新潟柏崎市の26歳男性消防士が死亡](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/297391)

 捜査関係者によると、訓練に関係する書類を押収。県警は関係者に今後、詳しく事情聴取する予定で、安全管理体制などに問題がなかったか調べる。

 事故で亡くなったのは西山分遣所所属の男性(26)。柏崎市消防本部などによると10月13日、男性を含む署員4人が番神海水浴場の沖合約70メートルでダイバー隊員養成の潜水訓練を行っていたところ、男性の姿が見えなくなり海中で発見された。

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