チェルシーは28日、プレミアリーグ第10節でブレントフォードをホームに迎え、0-2で敗れた。
前節アーセナル戦を2点のリードを守れずに追いつかれた10位チェルシー(勝ち点12)は、軽い筋肉系のトラブルによりエンソ・フェルナンデスとムドリクが欠場となった。
14位ブレントフォード(勝ち点10)に対し、[4-2-3-1]で臨んだチェルシーは最前線にジャクソン、2列目に右からマドゥエケ、パーマー、スターリングと並べた。
そのチェルシーが5バックで構えるブレントフォードを押し込む流れで立ち上がると、10分にマドゥエケがボックス右から枠の左角直撃のコントロールシュートを浴びせる。
さらに19分、パーマーの浮き球パスからククレジャがボレーで合わせる決定機を作ったチェルシーだったが、前半半ば以降は膠着状態に持ち込まれ、ゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、開始5分にヤネルトにGKサンチェス強襲のシュートを打たれたチェルシーは、58分に失点。スローインの流れからボックス右深くまでえぐったエンベウモのクロスをピノックにヘディングで叩き込まれた。
反撃に出たいチェルシーだったが、守備への意識をさらに高めたブレントフォードを全く崩せない状況が続いた。
逆に90分に立て続けに大ピンチを迎えた中、追加タイム6分にGKサンチェスがパワープレーで上がっていたところをカウンターで突かれて致命的な2失点目を喫したチェルシーは0-2で敗戦。4試合ぶりの黒星となった。