ことし6月、当時自衛官候補生だった男が小銃を発砲し、隊員3人が死傷する事件が起きた岐阜市の射撃場での訓練再開を前に、28日、陸上自衛隊が地元の自治会関係者に向けて説明会を開きました。
陸上自衛隊日野基本射撃場ではことし6月、当時自衛官候補生だった18歳の男が射撃訓練中に男性隊員3人に小銃を発砲し、2人が死亡、1人が大けがをする事件が起き、事件以降この射撃場で訓練は行われていませんでした。
28日、射撃場近くの公民館で、陸上自衛隊が地元の自治会関係者およそ20人に射撃訓練再開について説明会を開きました。
(担当者)
「(住民)説明会の内容は、安全管理を徹底して射撃(訓練)を実施するというものです。隊員の健康状態や精神状態を確認して実施すると説明しました」
複数の参加者によりますと、訓練を早ければ11月6日にも再開したいとの説明があったということです。