九頭竜紅葉まつり開幕、奥越の秋と旬の味覚満喫 福井県大野市の国民休養地、29日まで

色づいた並木道を歩きながら買い物を楽しむ来場者=10月28日、福井県大野市角野の九頭竜国民休養地

 第44回九頭竜紅葉まつり(大野市、九頭竜まつり実行委員会主催、市観光協会、福井新聞社共催)が10月28日、福井県大野市角野の九頭竜国民休養地で開幕した。地元特産の九頭竜まいたけなど旬の味覚を提供する店が並び、多くの家族連れらが秋色の奥越を満喫した。29日まで。

 ブナやナラなどが色づき始めた並木沿いには店のテントが軒を連ね、サトイモをはじめアユの塩焼き、手打ちそばなどを提供。時折小雨が降る中、来場者は買い物や食事を思い思いに楽しんでいた。

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 29日は午前9時~午後4時。JR九頭竜湖駅や和泉グラウンドと会場を結ぶ無料シャトルバス、JR越美北線の臨時列車を運行する。中部縦貫自動車道大野油坂道路の勝原インターチェンジ(IC)―九頭竜IC間が開通し、福井方面からのアクセスが便利になった。

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