【スワンS】松岡「めちゃくちゃ嬉しいです」ウイングレイテストが重賞初制覇

10月28日、京都競馬場で行われたG2・スワンステークスは、10番人気のウイングレイテストが快勝。早め先頭から後続の追撃をクビ差凌いだ。このレースの1着馬には、マイルチャンピオンシップ(11月19日・京都・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

スワンステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ウイングレイテスト
松岡正海騎手
「めちゃくちゃ嬉しいです。中々勝てなかったので信じられない自分がいますけど、馬がよく応えてくれたと思います。少し前進気勢が薄れてきたということでブリンカーをしてみたところ馬が走る気を出してくれて、馬に感謝したいと思います。戦法を変えるつもりはなくスパートのタイミングと、週中の調整を大事にやってきました。(手応えは)すごく良かったので押し切ってくれるかなと思っていましたし、これならなんとか大丈夫かなと思っていました。能力は最初から買っている馬なので、もっと良い結果を求めていきたいと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

10月28日、京都競馬場で行われた11R・スワンステークス(G2・3歳上オープン・芝1400m)は、松岡正海騎乗の10番人気、ウイングレイテスト(牡6・美浦・畠山吉宏)が勝利した。クビ差の2着に6番人気のララクリスティーヌ(牝5・栗東・斉藤崇史)、3着に11番人気のロータスランド(牝6・栗東・辻野泰之)が入った。勝ちタイムは1:19.9(良)。

1番人気で川田将雅騎乗、アヴェラーレ(牝5・美浦・木村哲也)は7着、2番人気で岩田望来騎乗、グレナディアガーズ(牡5・栗東・中内田充正)は6着、3番人気で武豊騎乗、ルガル(牡3・栗東・杉山晴紀)は4着敗退。

低評価を覆す激走

2023スワンS・ウイングレイテスト (C)masamasa

松岡正海騎乗のウイングレイテストが、10番人気の低評価を覆して嬉しい重賞初制覇を飾った。レースではトウシンマカオが作るペースの2番手から。好位をスムーズに追走して手応え良く直線まで運ぶと、早め先頭から押し切りを図り、最後まで脚色衰えることなく後続の追撃をクビ差で凌いだ。

ウイングレイテスト 32戦4勝
(牡6・美浦・畠山吉宏)
父:スクリーンヒーロー
母:グレートキャティ
母父:サクラユタカオー
馬主:ウイン
生産者:コスモヴューファーム

【全着順】
1着 ウイングレイテスト 松岡正海
2着 ララクリスティーヌ 菅原明良
3着 ロータスランド 岩田康誠
4着 ルガル 武豊
5着 ウインマーベル 西村淳也
6着 グレナディアガーズ 岩田望来
7着 アヴェラーレ 川田将雅
8着 インダストリア 丸山元気
9着 トウシンマカオ 横山和生
10着 デュガ 松若風馬
11着 エクセトラ J.モレイラ
12着 タマモブラックタイ 角田大和
13着 ルージュスティリア 坂井瑠星
14着 メイショウソラフネ 角田大河
15着 スマートリアン 柴田善臣
16着 カイザーミノル 藤岡康太
17着 サブライムアンセム 池添謙一
18着 ミッキーブリランテ 和田竜二

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