上越、学館に快勝し4強 準決勝は開志JSCと 全国高校サッカー選手権県大会

準々決勝を勝利し、応援団の仲間と勝利のラインダンスを踊る上越メンバー(写真はいずれもチーム提供)

第102回全国高校サッカー選手権新潟県大会は28日、新潟聖籠スポーツセンターほかで準々決勝が行われた。第3シードの上越は東京学館新潟に5―1と快勝し、2年ぶりのベスト4進出を決めた。第2シードの日本文理を破った開志学園JSC高等部と準決勝で対戦する。

上越は前半19分、FW石戸珠莉也(しゅりや、3年)が先制点。右サイドからドリブルで仕掛け、左サイドネットを揺らすファインゴールで波に乗り、その後も1点を追加。相手に1点を返されて2―1で前半を終了。

後半は途中交代で出た選手が2点を入れるなど3点を追加した。FK、CKのセットプレーで2得点し、練習の成果を出した。

藤川祐司監督(36)は「この試合はやってきたことができた」と納得の口調で振り返り、準決勝に向け「しっかりと準備して、初の決勝の舞台に進出し、新しい景色を見たい」と意欲を表した。

上越は今季のU―18県1部リーグで優勝し、開志学園JSCは3位。2度対戦し、1―0、2―2と上越の1勝1分け。

準決勝は11月3日午前10時から帝京長岡―北越、午後1時30分から上越―開志学園JSC、新発田市五十公野公園陸上競技場で行われる。

準々決勝、前半19分、FW石戸(右から2人目、11番)が先制点を入れ仲間の祝福を受ける

© 株式会社上越タイムス社