金沢マラソンスタート 1万4000人、秋の城下町へ

 第9回金沢マラソン(石川県、金沢市、北國新聞社など主催)は29日、金沢市内で開催され、4年ぶりに参加する国外在住者を含め、全国から集まった約1万4千人のランナーが秋の城下町を駆け抜けた。

 午前8時25分、しいのき迎賓館前でスタートセレモニーが行われ、金沢マラソン組織委員会長の村山卓市長や馳浩知事が激励した。ランナーは同8時半、45分に時間をずらして出走し、ゴールの県陸上競技場を目指した。アテネ五輪金メダリストの野口みずきさん、世界陸上モスクワ大会銅メダリストの福士加代子さんが号砲を鳴らした。

 大会は4年ぶりに通常開催され、沿道では市民が声援を送り、ランナーの力走を後押しした。応援スポットでは太鼓演奏など多彩なパフォーマンスが繰り広げられた。

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