親子で楽しく「トリックオアトリート!」 国際交流フェスタ・諫早

お菓子を受け取る魔女姿の参加者=諫早市、アエル中央商店街

 ハロウィーンを前に28日、魔女や人気アニメのキャラクターなどに仮装した子どもたちが、長崎県諫早市中心部のアエル中央商店街を練り歩いた。
 世界について学び相互理解を深めようと、いさはや国際交流センター(佐藤徹郎会長)が「国際交流フェスタ」として約20年以上前から毎年開催。多文化共生のまちづくりを目指し、障害者との交流の集い「諫早パラフェス」(ふれあいと交流の集い実行委主催)と同時開催した。
 市内外から親子連れなど200人以上が参加。思い思いのコスチュームに身を包んだ子どもたちは、「トリックオアトリート(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」の合言葉で菓子を受け取り、ゲームなどに挑戦。笑顔でハロウィーンの雰囲気を楽しんだ。
 メイン会場の諫早市民センターには、市内在住の外国人らがベトナムやバングラデシュなどの出身国を紹介するブースも設置。恒例のホーンテッドハウス(お化け屋敷)などもあった。
 プリンセスの衣装で参加した市立真津山小4年の丸山美音さんは「ゲームなどが楽しかった。また来年も参加したい」と話した。

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