全障スポかごしま大会第1日 長崎県勢、水泳で金メダルラッシュ 知的少年女子で大砂2冠

【水泳知的少年女子25メートル背泳ぎ(区分26)】19秒06の1位でゴールする大砂(虹の原特支)=鹿児島市、鴨池公園水泳プール

 特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」(全障スポ)は28日、鹿児島市の白波スタジアムで開会式が行われ、30日まで3日間にわたる障害者スポーツの祭典が始まった。第1日は各地で13競技を実施。長崎県勢はバレーボール聴覚女子が1回戦を突破したが、準決勝で敗れた。バスケットボール知的男子、サッカー知的、バレーボール聴覚男子は、いずれも初戦で敗退した。
 水泳勢は金メダルラッシュとなった。知的少年女子(区分26)の大砂陽菜乃(虹の原特支)が25メートル自由形を16秒67、25メートル背泳ぎを19秒06で制して2冠を達成。肢体女子1部25メートル自由形(区分21)の山口愛葉(虹の原特支)、肢体男子1部25メートルバタフライ(区分9)の森田悠月(土井首中)も優勝を飾った。
 陸上は知的少年男子200メートル(区分27)で臼木大悟(十八親和銀行)が22秒45で2年連続大会新Vを飾った。
 開会式は秋篠宮ご夫妻をお迎えして開催。長崎県選手団は陸上の西山蓮(南高愛隣会キャリアポートほんまち)が旗手を務めて入場行進した。
 第2日は29日、各地で14競技を実施する。

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