手作りのかかし、秋彩る 一関で大会、大相撲の錦木関など題材

住民手作りのかかしが並ぶ会場

 第4回千厩地区まちづくり案山子(かかし)大会(千厩地区まちづくり協議会主催)は29日まで、一関市の千厩市民センター駐車場で開かれている。住民手作りのユニークなかかし13点が並び、にぎやかな秋を演出している。

 千厩地域の自治会や農家組合、特別支援学校といった各団体が、大相撲の錦木関やアニメキャラクターなどのかかしを出展。材料に古着を利用するなど、各自が創意工夫を凝らす。

 投票による審査も行われ、子ども食堂などを企画する「夢ぽけっとの会」(昆野洋子会長)の作品が最優秀賞に輝いた。NHK連続テレビ小説の登場人物を題材に、会員5人が1週間ほどかけて制作。主人公が愛用する胴乱もペットボトルで再現した。

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