見て、聴いて、食べる…横浜・日吉がアート一色に染まる 11月3日にフェスティバル

日吉アートフェスへの来場を呼び掛ける実行委員の(左から)瀬尾拓慶さん、山口愛さん、東急電鉄の梅原修さん、島名貴子さん=横浜市港北区

 見る、聴く、食べるをテーマに日吉商店街をアートで覆い尽くすイベント「日吉アートフェスティバル」が11月3日、横浜市港北区の商店街「日吉サンロード」で開かれる。入場無料。

 2回目となる今回は、ジャズドラマー吉岡大輔さんの演奏などが楽しめるステージを設置。路上に並べた人工芝(縦35メートル、横3メートル)で、来場者は自由に飲食を楽しめる。東急電鉄や東急バスは子どもを対象とした体験イベントを催す。

 「遊膳(遊ZEN)たつ吉」などの飲食店を4店営み、仲間から“女将(おかみ)”と呼ばれる島名貴子さんは「育ててもらった日吉に、恩返しをしたい」と表情を崩した。

 当日は「第4回日吉アートコンテスト」の授賞式も開催。日吉商店街を中心に、飲食店も自慢の料理などを提供する。

 ギャラリーで写真などを展示・販売する写真家の瀬尾拓慶(たくみち)さんは「どのお店もおいしい料理や飲み物を用意している。ここにしかない味を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 当日は午前11時~午後4時半。雨天中止(小雨決行)。問い合わせは、日吉アートフェスティバル公式X(旧ツイッター)@hiyoshi_artfesから。

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