【那須】チーズの生産過程で出る「ホエイ」の有効活用を目指した「チーズとホエイの祭典」（同実行委主催）が28日、高久乙のグッドニュースネイバーズで始まった。29日まで。
生乳をチーズに加工する際に9割がホエイとなるが、現状はほとんどが廃棄されている。そのホエイの活用を呼びかけようと、初めて開催された。
会場には、全国各地のチーズ工房やレストランなど両日合わせて24店舗が出店。来場者は各工房のチーズを食べ比べたり、ホエイを使ったブラウンチーズを食べたりして楽しんだ。このほか、チーズを使った料理も提供された。
また、ホエイからリコッタチーズを作る体験も行われた。
夫婦で訪れた那須塩原市本郷町、自営業斎藤（さいとう）あかりさん（32）は「ホエイが使われたチーズはみずみずしく、料理にも使えると思った」と話した。
29日は午前10時〜午後4時。
