2023年U23世界選手権第6日は10月28日、アルバニア・ティラナで男子グレコローマン5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、3位決定戦に回った67kg級の矢部晴翔（日体大）と97kg級の仲里優力（佐賀県スポーツ協会）は、ともに勝って銅メダルを獲得した。
矢部は、敗者復活戦を勝ち上がってきたアルトゥール・ジェレメジェフ（エストニア）をテクニカルスペリオリティで撃破。2度目の国際大会で初のメダルを獲得。
仲里はU23欧州選手権優勝のムラド・アフマディエフ（アゼルバイジャン）を3－1で破り、昨年の7位を上回って国際大会で初のメダルを獲得。90kgを超える階級でのメダル獲得は男子両スタイルを通じて初めて。グレコローマンでのこれまでの最重量は櫻庭功大と日下尚の77kg級だった。
各選手の成績は下記の通り。
▲U23欧州王者を破り、重量級選手の快挙を成し遂げた仲里優力＝UWWサイトより
▲国際大会で初のメダルを獲得した矢部晴翔＝UWWサイトより
男子グレコローマン
【67kg級】矢部晴翔（日体大） 3位＝22選手出場《トーナメント表》
３決戦 ○［テクニカルスペリオリティ、4:09=8-0］Artur JEREMEJEV（エストニア）
《以下、前日に実施》
準決勝 ●［3-3］Mustafa Safa YILDIRIM（トルコ）
３回戦 ○［4-4］Gagik Mishai SNJOYAN（フランス）
２回戦 ○［5-3］Ermek KANYBEK UULU（キルギス）
１回戦 ＢＹＥ
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【97kg級】仲里優力（佐賀県スポーツ協会） 3位＝21選手出場《トーナメント表》
３決戦 ○［3-1］Murad AHMADIYEV（アゼルバイジャン）
《以下、前日に実施》
準決勝 ●［4-7］Mustafa OLGUN（トルコ）
３回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、2:48=8-0］Valentyn SHKLIARENKO（ウクライナ）
２回戦 ○［3-0］Roman BALCHIVSCHII（モルドバ）
１回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、3:19=9-0］Arkyt OROZBEKOV（キルギス）
