広島空港開港30周年 ソウル便は週7往復に増便

広島空港は2023年、今の場所に移って30年を迎えました。ソウル便も、29日から週7往復に増便されました。

29日朝から開場を待つ人で長い列が出来ました。開港30周年を記念した式典には、広島県の湯崎知事も出席し、鏡開きなどで祝いました。

広島空港は1993年に三原市本郷町に移りました。現在、国内線と国際線あわせて9路線が運航していて、2050年度までに30路線まで増やすことを目標にしています。

また利用者は、2019年度に約295万人に達していましたが、コロナ禍の2020年度には約73万人にまで落ち込みました。しかし2022年度は約204万人と、回復傾向にあります。

広島空港では2050年度までに、利用客を今の倍以上の586万人に増やしたいとしています。

広島国際空港 中村康浩社長

「利用者の方々が使いやすい快適な、できれば空港に早めに来て長くいたいなというような空港を目指して頑張りたいと思います。」

利用客

「飛行機だけじゃなくて子どもを連れて遊びに来るにはいいところかなと。」

「山陽道が通行止めになったりして定時性が確保されにくい。」

29日からは、ソウル便が週7往復に増便され、利用客のさらなる増加が期待されています。

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