好調トッテナムを元アーセナル指揮官ヴェンゲル氏が高評価 「優勝候補の一角になると深く信じている」

今季のトッテナムについて語ったヴェンゲル氏[写真:Getty Images]

かつて名古屋グランパスやアーセナルを指揮したアーセン・ヴェンゲル氏が、今シーズンのトッテナムを優勝候補の一角に挙げている。イギリス『ミラー』が伝えた。

今シーズンはアンジェ・ポステコグルー体制で戦っているトッテナム。今夏の移籍市場ではイングランド代表FWハリー・ケインがバイエルンへと移籍したものの、イングランド代表MFジェームズ・マディソンやオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン、イタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオといった即戦力の獲得に成功した。

こうして生まれ変わったトッテナムは開幕から好スタートを切っており、ここまでのリーグ戦成績は8勝2分けの無敗。ヴェンゲル氏からしてみればトッテナムはアーセナル時代の宿敵だが、リーグ首位に立っているこのチームを『beIN SPORTS』で高く評価している。

「私はいつも自分の気持ちを正直に言うのが好きだ。私はトッテナムがリーグ戦の優勝候補の一角になると深く信じている」

「彼らは素晴らしい選手であるマディソンを獲得した。彼は中盤の低い位置から高い位置までを繋ぎ、チームに技術的な創造性を与えた」

「彼らはファン・デ・フェンも獲得した。彼は本当に例外的な選手だ。彼らはそこに弱点があったし、昨シーズンの(GKウーゴ・)ロリスもベストシーズンとは言えなかった。そして、ソン(・フンミン)が中央で見せている動きも非常に良いように見える」

ヴェンゲル氏は今シーズンの優勝予想も行い、古巣アーセナルと共にトッテナムの名前も含めた。

「プレミアリーグ(の優勝候補)に関して言えば、私はアーセナル、リバプール、トッテナム、そしてもちろんマンチェスター・シティもいつでも(首位に)戻ってくるだろう。現時点では彼らがプレミアリーグの4強に見える…」

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