昭和期の瀬戸内市牛窓町を写真で振り返る企画展「牛窓物語」が、牛窓町公民館(同市牛窓町牛窓)で開かれている。地元の中学校をテーマに旧校舎や学校行事が捉えられ、来館者が懐かしんでいる。11月5日まで。
昭和20~60年代の45枚。終戦直後の生徒らの集合写真からは、元工場を改修したため屋根の形から「ノコギリ校舎」と呼ばれた2代前の校舎が見て取れる。グラウンド整備を目的とした海の埋め立て工事の航空写真、立志式や体育祭のにぎやかな様子は往時の活気を伝えている。
旧校舎の模型や卒業文集も展示。同公民館は「見覚えある風景がたくさんあるはず。当時を思い出し、楽しんでもらえれば」と話す。
午前9時~午後5時。月曜、祝日休館。問い合わせは牛窓町公民館(0869―34―5663)。