ソボスライがレジェンドのジェラードとの比較について語る「新しいジェラードだと言われたらうれしい」

写真:加入直後から印象的な活躍するソボスライ

今夏、ドミニク・ソボスライはブンデスリーガのRBライプツィヒから7000万ユーロ(約111億円)の移籍金でリヴァプールに加入した。加入直後から、持ち前の運動量を武器にユルゲン・クロップ監督とファンから信頼を得ている。リーグ戦ではここまで全9試合にフル出場し、リヴァプールの中盤を支えている。

カラバオカップ3回戦のレスター戦では、印象的なゴールを決めている。遠藤航からパスを預かり右足で振り抜いたミドルシュートは、クラブのレジェンドであるスティーブン・ジェラード氏の十八番である弾丸シュートを連想させるものだった。

そんなソボスライは、リヴァプールと協力して活動を行っている『ナイキ・ゲーム・オン・イニシアチブ』のインタビューに応じた。

ジェラード氏と比較されることに関して「僕が新しいジェラードだと言われたらうれしい」とし、以下のように続けた。

「偉大な選手たちが背番号8を着てプレーしてきたので、8番をつけるのはうれしいことだ。今後も着続けたい。でも、僕は自分らしくありたいと思っている。もし彼(ジェラード)のように、このクラブで大きな成功を収めることができれば、本当に幸せだ」

「僕はジェラードが昔、語っていた言葉をタトゥーで入れている。ハンガリー語で記しているけど、ジェラードの言葉は『才能は神からの祝福だが、信じられないほどの意志と謙虚さがなければ無価値だ』というものだよ」

最後にソボスライは今シーズンの抱負について以下のように語った。

「たとえ先制しても失点したくないから走る。リードされているならゴールを決めたいから走る。これが僕が常に走り続けている理由だ。僕はチームを助けるためにここにいるのであって、一人で何かを達成するためにここにいるわけではない」
 

「僕はすべてのタイトルを勝ち取りたいし、チームとファンに誇りを持ってもらいたい。リヴァプールを再び本来あるべき場所に戻したいと思っている。決して簡単なことではないけど、2位になった気分を尋ねる人は誰もいないからね。みんなもそう考えてくれればと思うよ」

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