横浜市西区のみなとみらい21(MM21)地区周辺を市民らが颯爽と駆ける「横浜マラソン2023」(同マラソン組織委員会主催)が29日、行われた。早朝から小雨が降る中、力強くスタートしたランナー約2万5千人はそれぞれの目標を掲げ、汗を流した。
同大会はフルマラソンや7キロラン、約2.7キロの車いすチャレンジのほか、約42キロ間でたすきをつなぐペアリレー、小学生親子らと中学生のファンラン(約2.7キロ)の新設含む6部門で競われた。
昨年に続き、車いすで参加した同市鶴見区在住の中学1年、岩本希心さん(13)は「坂がきつかったが、この1年で練習を重ねた成果が出た。次は1位を狙いたい」と意気込んだ。