サッカーの第102回全国高校選手権福井県大会は10月29日、坂井市のテクノポート福井スタジアムで準決勝2試合を行った。6連覇を狙う丸岡は福井工大福井を2-0で退けた。福井商業は北陸に対し1-1からのPK戦を5-4で制し、3年ぶりの決勝進出を決めた。
丸岡は後半24分、大藤航輝の左クロスに途中出場の西村心が頭で合わせ先制、39分に安嶋琉生のシュートでダメ押しの2点目を奪った。福井工大福井は前半、笈田佑紀らが相手を上回る計5本のシュートを放ち攻めたが、後半は劣勢に回った。
福井商業は後半5分、右クロスから河原航大が得点し均衡を破った。追いつかれて延長でも決着せず、準々決勝に続いてPK戦に。途中出場のGK齊川開斗が1本を止め、16年ぶりの王座奪還まであと1勝とした。北陸は1点を追う後半25分、八木徹汰が右サイドから同点ゴールを決めたが、逆転はできなかった。
決勝は11月5日午後1時5分からテクノポート福井スタジアムで行う。
⇒【丸岡―福井工大福井】試合経過を詳しく
⇒【北陸―福井商業】試合経過を詳しく