ファジ3戦連続ドロー PO遠のく ホームで栃木と1―1

引き分けに終わり、うなだれるファジアーノ岡山のバイス(中央)ら=シティライトスタジアム

 明治安田J2第40節最終日(29日・シティライトスタジアムほか=6試合)前節10位のファジアーノ岡山はホームで栃木と引き分け、3試合連続ドロー。残り2試合で、J1昇格プレーオフに進む6位との勝ち点差は4に広がった。次節勝利しても他チームの結果次第で昇格の可能性が消滅する。勝ち点57(13勝18分け9敗)で順位に変動はなかった。

 優勝を決めていた町田は1―0で金沢を下し、勝ち点を81に伸ばした。千葉は1―0でいわきを退けて勝ち点64の5位、甲府は2―0で大宮に勝ち、同61で6位。

岡山1―1栃木

前半0―0

後半1―1

 【評】ファジアーノ岡山は低調な内容で4試合勝利なし。攻撃は1試合を通してなかなか深い位置に入り込めず、先制点を許した後半10分のCKの守備はマークが甘かった。0―1で迎えた後半37分、ドリブル突破した末吉が倒されPKを獲得。これをバイスが決めて追い付いたものの、ここからギアが上がらなかった。

 栃木は堅守を発揮し、少ないチャンスをものにした。

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